3月原木市
社長の藤井です。
3月はじめ桧・杉の大きな市がたちました。
この日は、桧の破風がとれる丸太・全体にアテや節の無い
大きく曲がったものが適しています。
いつもは、前日に下見をするのですが、今回は少し早目に来て下見をします。
珍しく樅(もみ)の大径木が、出品されています。
この20年で太い樅は、切りっくし少なくなりました。
開市前売り方が集まってきます。
この日は2月より客(売り方)が多いようですね。
市がはじまると、太い桧の値がいまひとつ伸びません。
杉も太い60cmくらいの径の良材でも、残すものもあります。
気温が20℃を超えると桧の原木は、割れ変色など劣化が激しくなります。
製材工場は暖かくなる頃には、仕入れを減らし原木在庫を減らします。
仕入調節をするのにはまだひと月早いので、市況が悪いのでしょうね。
市が終わり、競り子から電話が入り売り込みです。
真剣に売る姿勢に感心しますが、不要な売れ残りは「ゴメンナサイ」。