枡の製造、販売
枡の製造、販売
1.乾杯マス
樹 種:桧(ヒノキ)
- ・結婚式、工事の起工式、記念パーティー等の鏡割りなどの乾杯等に使用できます。
(桧の良い香りが広がります。) - ・年1回衛生検査を行っています。
- ・素材(原木)から生産しますので、材料の質にこだわっています。
- ・独自の製法で製作していますので、もれにくいです。
- ・一個からの焼印に応じます。
2.婚礼マス
サイズ:一合、八勺
樹 種:桧(ヒノキ)
- ・結婚式や二次会での鏡開きや引き出物、卓上花のアレンジメントに。
- ・寿の文字や、二人のお名前や結婚記念日の日付の焼印を入れることもできます。
- ・一個からの焼印に応じます。
- 雰囲気ある桧の枡は、和のウエディングにぴったりです。
2.節分マス
樹 種:桧(ヒノキ)、スプルース、樅(モミ)
- ・2月3日の節分等で使用するマスです。
- ・焼印・印刷も承ります。
- ・一個からの焼印に応じます。
- *液体を入れるのには不向きです。

3.モミマス
4.小さいサイズのマス
樹 種:桧(ヒノキ)
- ・かわいいミニサイズです。
- ・お猪口代わりにどうぞ
- ・一個からの焼印に応じます。
- *レーザー彫りをした場合の印面は焼印よりもはっきりとした印象になります。
価格表
品名 | 樹種 | 外寸 | 内寸 | 容量 | 標準価格 1個当り |
ロット |
---|---|---|---|---|---|---|
ミニマス | ヒノキ | 49×49×41 | 34×34×33 | 38ml | 220円 | 200個 |
五勺マス | ヒノキ | 65×65×44 | 49×49×36 | 86ml | 220円 | 200個 |
八勺マス | ヒノキ | 80×80×50 | 60×60×40 | 144ml | 264円 | 200個 |
一合マス | ヒノキ柾目 | 84×84×54 | 64×64×44 | 172ml | 275円 | 200個 |
ヒノキ板目 | 84×84×54 | 64×64×44 | 172ml | 270円 | 200個 | |
モミ | 84×84×54 | 64×64×44 | 172ml | 270円 | 200個 | |
スプルース | 84×84×54 | 64×64×44 | 172ml | 270円 | 200個 | |
三合マス | ヒノキ柾目 | 118×118×65 | 98×98×55 | 528ml | 660円 | 100個 |
モミ | 118×118×65 | 98×98×55 | 528ml | 495円 | 100個 | |
スプルース | 118×118×65 | 98×98×55 | 528ml | 495円 | 100個 | |
五合マス | ヒノキ柾目 | 140×140×73 | 120×120×63 | 907ml | 935円 | 75個 |
モミ | 140×140×73 | 120×120×63 | 907ml | 660円 | 75個 | |
スプルース | 140×140×73 | 120×120×63 | 907ml | 660円 | 75個 | |
一升マス | ヒノキ柾目 | 170×170×90 | 150×150×80 | 1800ml | 1,100円 | 45個 |
モミ | 170×170×90 | 150×150×80 | 1800ml | 770円 | 45個 | |
スプルース | 170×170×90 | 150×150×80 | 1800ml | 770円 | 45個 |
※価格は税込みです。
※別途送料、発生致します。
※一個からでもお求めいただけます。
※一合マスにつきまして、2019年4月1日よりサイズが変更となりました。
上記価格表は、焼印、または印刷無しの無地マスの価格です。
焼印をする場合は以下の費用が発生します。
・焼印型代:9,680円[税込]~
文字数、ロゴ内容で価格が変動します。ご相談ください。
*弊社にある標準の焼印型で希望される場合は焼印型代がかからない場合もあります。
・焼印押し代 一面 :33円[税込]~
・印刷版下代 一色一版:5,500円[税込]~
・印刷代 一面一色:39円[税込]~
カラーでもご希望の図柄にて印刷出来ますのでご相談ください。
・塗装枡もできます。(応相談)
・レーザー印字も可能です。(応相談)
ひとつひとつ印字する内容が異なる場合や数量が少ない場合はレーザー印字がお得です。
木枡の由来
現在はお祝い事やイベントなど、おめでたい席で目にすることが多い枡。
元々は年貢の徴収の際に米を計るといった、計量のために使用されてきた歴史があり、昔の人たちは米だけでなく酒や油、醤油といった調味料を計るのにも枡を使用していました。
今は枡で計量する機会は少なくなりましたが、日本酒の量を「升」で表すのも、枡を使用していた名残なのです。
現在、枡は縁起物の容器として、お祝い事や祈願目的に使用されています。
枡に使われる材料は縁起のよい木
古来より、神社の建造には桧、酒造りには杉樽、神事や豆まきには桧や樅(もみ)、守り札に樅が使われてきました。使われる木材にはそれぞれ意味があると言われています。
現在、様々な材料の枡が出回っていますが、本来は枡には桧、杉、樅が使われるべきもの。
トーホーでは桧や杉、樅を使った枡を、岐阜県白川町の自社工場にて生産しています。本物の素材を使った枡は、香りや手触りが違います。
お祝いの席で福を呼ぶ枡。素材にもこだわって選んでみてはいかがでしょうか。


意外と知られていない、木枡の組み方の意味
木マスを上から見ると、4つの角が全て、「入の字」に組まれています。
これは「大入」や「入れマス」といった意味が込められており、縁起をかついでいるのです。
また、木(気)が組まれて作られている枡は、会社や学校や組織、団体などで何かの目標を目指して取り組んでいくときや、カップルの誕生時、工事の始まりの時に複数の人が木(気)を合わせるという意味合いがあるのです。
枡の歴史
枡は年貢の徴収や給付するための下行の際に米などを計るのに使用されてきました。
領主は多くの年貢を取るために、年貢を徴収する際に使用する返抄枡を、給付する際に用いる下行枡よりも大きくするということが行われていました。
江戸幕府は枡の統一規格を制定し、これが現在の枡の規格の基礎となっています。
京枡
公家政権の政治力に低下によりそれまでの枡が用いられなくなると、全国各地で異なる基準での枡が用いられるようになりました。
戦国時代になり商取引が活性化すると、枡の統一が求められ、10合=1升となる十合枡へとまとまっていきます。
京都では「京都十合枡」と呼ばれる枡が用いられ、織田信長や豊臣秀吉もこの枡を使用していました。
そして、京都十合枡が公定の枡として考えられるようになります。
江戸時代になると、枡の正確性を維持するために枡座と呼ばれる公定枡を製作・専売する座が設けられましたが、寛永の時代には以前よりも大きいものが作られるようになりました。
寛文9年になると江戸幕府は、現行の京枡をもって統一した公定枡とすることや、偽の枡の製造販売を厳罰に処することを定めました。
この時の枡が、今日知られている京枡なのです。
枡ができるまで

原木丸太を製材
枡の材料として、国内産の桧や杉などの木材を使用しています。トーホーは国内でも有数のひのきの名産地である岐阜県に本社と製材工場を構え、厳選された良質な木材だけを仕入れて加工を行います。
トーホーでは国内産の合法木材の丸太を仕入れ、木を余すことなく使用しています。
製材された木材ではなく丸太から仕入れて自社で製材しているため、一年を通して安定した供給が可能です。

原料としています。
県産材証明や、合法材証明を
出すことができます。


製材した木材を乾燥
乾燥は、製品となった木材の膨張や収縮を最小限に抑えるために必要な工程です。
まずはそのまま自然乾燥させた後、乾燥室にて人工的に乾燥させ、その後、工場内に積み暫く養生させることで、安定した品質の木材ができあがります。
木材の水分を抜く、この乾燥という工程は、木材の種類や季節によって、木材が含有する水分量に差があるため、技術を要する工程です。
トーホーでは、最新設備と独自の乾燥技術で、最適な含水量に仕上げます。
この乾燥の工程を経て、強度も上がり狂いの無い木材になります。



倉庫内にて含水率13%±2%になるよう
養生させ、安定した木材になります

木材をカット
乾燥させた木材を、長さ方向に欠点除去をし、板の幅と厚さを揃えます。
そして、長さを揃えて枡の寸法に合わせてカットします。



削り加工を行います
一定の長さに揃えてカット

枡組み加工
専用の機械を使い、枡組みの部分の加工を行います。

側面組をして高さを削って整える
四面を組み合わせます。円盤カンナで削り、形を整えます。

底板取り付け
底板を取り付け、プレスで圧着。これで桝の形ができあがります。

仕上げ、面取り
表面を仕上げ、カンナを使って面取りをします。職人の熟練した手の感覚が必要な工程です。
これで枡の完成です。

焼 印
オリジナルデザインの焼印を付ける枡の場合は、最後に焼印を入れます。
お祝い事に、結婚式に、イベントに、お客様のご希望通りの焼印を入れることができます。

完 成
桝の完成です。一つ一つ検査を行い、梱包し、出荷いたします。