社長の藤井です。

愛知県大口町にある東海木材相互市場 大口市場で、「素材特別市」が立ちました。

市日は晴天です。

しかし一昨年のウッドショック以後、住宅不況により原木市場の下落が進み、

今回の市は出材が少なく、早く市は終了しそうです。

いつも大きい市と比べると、土場が空いています。

静岡天竜から太径材が出材されました。

桧 末口54cm 長さ4mです。

元株が大きく、芯にキズはありません。

1本代金300,000円で競り落としました。

海老虹梁の注文に製材します。

この季節は、樹木は水を吸い上げて樹皮がすぐめくれてしまいます。

樹皮は保水力と日光に強くて、樹皮がなくなると割れてしまいます。

早く製材して半製品にしなくてはなりません。

これから秋までは劣化が早いため、原木はシーズンオフです。

出材激減です。

材価低迷とシーズンオフのため、注文材を買い付けるのが大変です。