4月原木市
社長の藤井です。
昨日、「春季特別市」が立ちました。
冬切りの原木が出品される最後の市です。
出材も少なめで、客数も少なく感じ、今ひとついつもの活気を感じません。
この時期になると、気温が上がり日差しが強くなるため、
原木の干割れや変色など劣化が早くなる為、競り子が投げ売ってくることもあります。
珍しく桧皮(ヒワダ)に使われた、桧原木が出品されています。
社木(神社に植えられた木)です。
桧皮は、樹齢100年以上の桧の樹皮をむき、
10年後やわらかい皮が再生したものを、文化財の屋根に使います。
桧皮に使われた桧は、写真のように赤く見えます。
桧皮葺(ヒワダブキ)の屋根は、耐用年数60年と言われます。
不足して、とても高値の屋根です。