文化財工事
社長の藤井です。
今から950年前に建てられた、
歴史あるお寺の修繕工事のために、訪れました。

立派な三重の塔があり、当時の人々の信仰する想いが伝わってきます。
山門をくぐると古いお堂があります。

床下の木材は、1000年の雨雪でボロボロです。
節はありますが、年輪の細かい桧です。

桧 浜縁板もかなり傷んでいます。
巾が広く40㎝以上もあります。

文化財の建物を修繕する際は、
以前使われていた木材と同等の品質の物を使用します。

年輪巾や節の具合など、木の目利きが大変でとても気を使います。
今年から3年以上かけて、立派に修繕されます。