槇の舟の製材
営業の中島です。
本日、木造の舟の材料を製材しました。
高野槇です。
一般的には槇の木と呼んでいます。
槇の木の赤身部分は水に強く、お風呂や舟に使われます。
また水に強いだけでなく、浮力がとても有ることと、木に粘りが有る為舟をつくる時の曲げ加工や釘の効きが良いことも槇の木が好まれる理由のようです。
かなり太い丸太です。
槇の木は白太(しらた)が傷んでいても赤身しか使わないため問題ありません。
白太部分が非常に少ないのも槇の木の特徴です。
槇の木を製材すると、特徴的な槇の香りが広がります。
個人的には、清々しい良い香りと思います。
6本すべて45ミリ厚に挽きました。
一年以上天然乾燥して養生します。
この板から舟を作り上げる船大工さんの技術はすごいですね。