社寺建築材
虹梁
虹梁(こうりょう)とは社寺建築で使われるやや反りを持たせて造った化粧梁です。
神道的、仏教的雰囲気を持たせる彫刻などがデザインされます。
トーホーでは、虹梁に用いる材をオーダーメイドで製材加工しています。
虹梁製材の様子
6m×180mmの厚みで450mmの高さの虹梁製材の様子を動画で撮りました。
長さ8m末口50cmの桧原木を割込んでいきます。
5か月前に伐採した桧ですが、辺部(白太)は傷んでいます。
側面から割っていきます。
最後にノコギリを入れる緊張の瞬間を動画で見てください。
材について
桧(ひのき)
木肌が緻密で特有の香りが高く美しい光沢をもっています。
耐久性が高く、耐湿、耐水性も強いため長く美しい姿を保ちます。
桧の中でも高級品として人気が高く木曽谷と岐阜県の一部を含む一帯のものを「木曽桧」、
木曽地方(長野県南西部)の西側、岐阜県の東濃地方のものは「東濃ひのき」と呼ばれています。
耐久性が高く、耐湿、耐水性も強いため長く美しい姿を保ちます。
桧の中でも高級品として人気が高く木曽谷と岐阜県の一部を含む一帯のものを「木曽桧」、
木曽地方(長野県南西部)の西側、岐阜県の東濃地方のものは「東濃ひのき」と呼ばれています。
欅(けやき)
欅は非常に硬く、耐朽性にも優れた材です。
木目が美しくときに美しい杢理を形成します。
加工はそれほど困難ではなく、古くから建築材、
その他家具材、建具材、造作材として幅広く用いられています。
木目が美しくときに美しい杢理を形成します。
加工はそれほど困難ではなく、古くから建築材、
その他家具材、建具材、造作材として幅広く用いられています。
現場の様子
このように、見事な意匠を施され、建築されていきます。